生命保険は実は3種類しかない。
生命保険は、各社がいろいろな商品を販売しており、
非常に複雑で難しいものだというイメージを抱きがちです。
しかし、実は保険の種類という観点から考えると、生命保険は3つの種類しかりません。
つまり、定期保険、養老保険、終身保険、です。
なので、一見多様にみえますが、実はすべての生命保険がこの3種類のどれかなのか、
あるいはいずれかの組み合わせでしかないのです。
そう考えると実は、生命保険というものは決して難しいものではなく、
しっかりと基礎基本を理解することで、自身でもある程度見ることができるようになります。
生命保険の営業の方もさまざまです。
本当にお客さんのことを考え、お客さんにどんなリスクがどの程度あるのかを分析し、
その上で現状と今後の家計状況を踏まえた上で、できるだけ負担にならないように配慮しながら、
リスクに備えるための必要十分な保障プランを提案し、随時見直すという方もあります。
一方で、所属する保険会社が売りたいものを売りやすい人から順番に、
お客さんの状況を知っているような振りをして、その実売上だけのために、
契約をとろうとする心ない営業マンが多いのも事実です。
どんな営業マンにあってもしっかりとした対応ができるよう、ある程度の基礎知識を有していたほうが
よいということは間違いありません。
※確実なアドバイザーを得られたい場合は、読売ウィークリー06年1月掲載!複雑な保険をビジュアルで解説!保険料を3〜4割安くするテクニック満載の”保険マンモス”をご確認下さい。
定期保険
いわゆる掛け捨て型の生命保険になります。
万が一のことがあった際には、契約の保険金が支払われますが、
満期になってもお金は返ってきません。
その代わり、保険金額の割に保険料が割安で、例えば若くて収入は少ないが、
養う家族があって、万が一の時にある程度の保障が必要な方などに向いた保険です。
ちなみに定期なので、一定期間の保険になり、満期になると契約を更新しないといけません。
更新時は基本的には年齢が上がっているので、当然同じ保障額なら保険料があがることになります。
養老保険
貯蓄型の生命保険です。
毎月保険料を一定額しはらい続ければ、満期になった時にほぼ支払った額は戻ってくるものです。
もちろん、満期までの間に万が一のことがあれば、保険金は支払われますし、
中途解約した場合も、一定以上の金額が返ってくることになります。
ただし、メリットだけではありません。
貯蓄型というだけあって、それだけ保険料は高くなります。
中年期の方が一定期間に限って、万が一の時にも損をしないような生命保険に入りたい場合
養老保険が最適の保険となります。
終身保険
一生涯しはらい続ける代わりに、一生涯保障される保険です。
(途中でしはらいを終わらせるプランもあります)
人は必ずなくなるので、そういう意味では確実に保険金を貰える保険です。
いろいろな条件によって保険金と保険料は、割合が変わりますが、養老保険と定期保険の間くらいの
保険料設定になっており、比較的若い方で将来的なことを考えて、入る方が多いようです。
養老保険や、定期保険と組み合わせることでより強みを発揮します。
生命保険は3つの種類の組み合わせで出来ている。関連ページ
- まずは、あなたの入っている保険の内容を分析してみましょう。
- あなたの加入している生命保険の内容をまずは一度見直していきましょう。保証内容、保険金額、保険料、期間、保険種類、見るべきポイントをしっかりと抑えていきましょう。よりよい保険にするために避けては通れない作業です。