住宅ローンの種類|固定金利と変動金利の違い等について
住宅ローンを選ぶときに重要となる要素について、詳しく説明してまいります。
住宅ローンの基本をご覧になられて、住宅ローンに関する基礎知識の上で、
実際的にはもっとも影響が大きくなる点をこの項では取り上げます。
つまり、固定金利と変動金利についてです。
どちらを取ればよいか迷われている方も多いと思うんですね。
なので、それぞれの概要から、メリット・デメリットまでを項目毎にお伝えして参ります。
あとは、どこの金融期間のどの商品を選べばよいかという点になってくると思います。
固定金利について
固定金利の種類
全期間固定
代表的なものにフラット35がある、ローンを組んだ日=実行日から最終支払い日まで、
ずっと同一期間同一金利で固定される金利プランです。
最長で50年というものも出てきており、超長期にわたる安定的な返済計画を立てることができます。
いっぽうで、貸出側としては金利変動リスクを伴うため、金利設定は他の金利に比べ高くなる傾向があります。
メリット
全期間の返済額が決まっているので計画を立てやすい
金利が高くなっても金利負担が変わらない
デメリット
金利が他の金利方式より割高
まとめ
超低金利の現在では、全期間固定にしておくことが、超長期通しての総支払額が少なくなる可能性高い。
収入が安定している方や、短期間にローンを完済する予定の方以外には断然オススメです。
一定期間固定
銀行などの金利方式として選ばれる方式です。
3年、5年、10年など、ある一定期間の金利を固定して、
固定期間終了時に新しい金利プランを選択できるというものです。
当然、固定期間終了後以降の金利については、そのときの金利相場できまります。
金利は、変動型と全期間固定の中間点くらいの金利水準です。
今後の金利展開がよめない時に、ライフスタイルが定まっていない方向けのプランと言えるでしょう。
メリット
目先の金利変動の影響をうけない
全期間固定よりは、金利が安い
デメリット
固定期間終了後の金利がどうなるかで総支払額が大きく変わるため長期視点では読みづらい
固定期間中はプランの変更ができないため融通が利かない
まとめ
当サイトではあまりオススメしない方式です。
一時的に主入が少なく、数年後からは確実に収入があがることが明白な方以外にはあまりオススメできません。
変動金利
変動金利
短期プライムレートに連動して金利が半年に一回変動するプランです。
金融期間の調達金利に連動しますので、もっとも安い金利で借り入れできます。
現在では、最低金利0.75%という金利で借りられる金融機関も存在します。
一方で返済金額については、金利が変わるタイミングで、上昇額は25%以内に上昇率を抑えて貰えます。
ただし、そのときは、25%以上本来であれば返済しなくていけない金額分については、
返済額のうちの元本部分を減らすことで対応するため、
将来の返済金額への繰延になるだけであることに注意が必要です。
現在の史上最低金利の元にあっては、
変動金利を選び、月々の支払いを減らすことでラインニング、キャッシュフローを良くして、
貯金や貯蓄を増やし、あるいはより利回りの高い投資商品にお金を回し、
貯めたお金や増えたお金を繰り上げ返済に回すのは一つの賢い組み方と言えるでしょう。
ただし、金利上昇局面に入ったと感じたら即固定金利に切り替えるか、借り換えるほうがよいでしょう。
重要なのは、その上昇局面をどう見極めるかです。
当サイトでは、あらゆう経済情報を収集していますので、
確実に金利が上がってくるぞ、っていうタイミングについてはアナウンスしていこうと思っています。
末永くご覧下さいますようお願い致します。
要注意
今の変動金利水準でギリギリの返済計画を立てるのは、あまり懸命な方法とはいえません。
なぜなら、今後金利は確実に上昇するからです。
もし、これから収入が多くなることがわかっている場合にはよいですが、
それ以外で、今の金利水準でギリギリの返済計画は絶対に避けてください。
すでにそういう返済プランを組まれている方は、当サイトで貯金と貯蓄を増やす方法をしっかりと学び、
確実に実践して頂けたらと思います。
また、収入も増やしていく必要がでてきます。
メリット
金利が安い
固定切り替えなど融通を効かせやすい
支出を抑えキャッシュフローをよくできる
デメリット
将来的な金利変動リスクを内包する
金利上昇のタイミングがよめない人にはリスクが大きい
まとめ
現在の超低金利は非常にメリットがあります。
収入が増大していく見込みのある方や、すでに金銭的にゆとりのある方にはもっともオススメできるプランです。
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