あなたが組んでいる住宅ローンを分析
住宅ローンの返済表は見つかりましたか?
もし、なかったら再発行してもらってくださいね。
無料でしてくれると思いますので・・・。
返済表って何か?についてはこちらURLでご確認下さい。
今、あなたが組んでいる住宅ローンを分析していくことにしましょう。
ここで要チェック
次の項目を返済表等から調べて書き出して下さい。
ローン期間【何年か・うち残回数は何回か・最終支払い日は】
金利は何%か?
金利の種類は何か?(変動か、何年固定か?)
金利優遇は何パーセント、今度どう変動するか?(契約時の書類に記載有)
月額返済金額
残債はいくらか?
団信は、金利に含まれているか?(契約時の書類に記載有)
保証料は金利上乗せか、一括払いか? (契約時の書類に記載有)
【写真:返済表の見本】
上記が分かれば、分析はできたも同然です。
まず、一番肝心なことは、金利の比較です。
住宅ローンの支払い金額というのは、難しいようで簡単な構造です。
元本返済+利息 です。
利息は、毎回毎回残高に応じてかかってきます。
要するに、金利と残高が、返済額つまり支出に直結しているわけです。
ところが、残高というものは、当然のことながら返さないと減りません。
なので、残高を調整するには手持ち資金を繰上返済に回す必要があるのです。
実際にこれはランニングを改善する一つの方法なので、別項でご紹介します。
一方で、金利は、銀行や住宅ローン取り扱い業者によって異なります。
すなわち、場合によっては大幅に下げることができるかもしれません。
参考までに・・・・。
バブル期の住宅ローン金利は7〜8%であったと言います。
現在の住宅ローンは、変動金利だと最低で、0.865% 〜、35年固定で2.1%〜、
と格段の差が出ています。
もちろん、バブル期に住宅ローンを組んでまだ完済していない人は少ないでしょうし、
仮にいたとしても、見直ししていることと思います。
でも、ここ10年くらいでも激しく金利は下落しているので、
今、組んでいる住宅ローンの金利を見るのは非常に重要になります。
(住宅ローン比較の項で金利比較していただけたらと思います。)
ちなみに、住宅ローン残高が大きく、且つ、返済期間が長いほど、
金利が下落した時の月々の支出の削減効果は大きくなります。
金利による返済額の違い例: 残金 2,000万円 残返済期間 20年とすると・・・
金利3%
返済月額 : 110,919円
金利2%
返済月額 : 101,176円
金利1%
返済月額 : 91,978円
ランニングで1%につき月10,000円も差が出てくるわけです。
これは見直さないてはありません。
ちなみに、変動金利の方が金利自体は安く、固定金利の方が高くなっています。
これは、今後の金利変動のリスクを含んだ金利になっているためです。
変動金利を使うにせよ、固定金利を使うにせよ、
戦略的に考えておく必要があります。
目先に囚われ変動金利にしたはよいものの、金利上昇でのちのち困ってもいけないし、
一方で、変動金利で月々の支出を抑制して、その分早く元本を返済するのは、
非常に効果的な戦略と言えるわけです。
そう考えると、一概に変動がよい、固定がよいというわけではなく、それぞれの特性、
メリットとデメリットをしっかりと把握した上で戦略的に選ぶことが重要と思います。
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