お金を使わなくても幸せは必ず見つかる
私がサラリーマン時代、沢山のお客様とお話ししました。もちろんお金持ちの方もそうでない人もたくさんいました。
ですが、共通して言えることは、お金持ちほど無駄な買い物はしないという事です。
価値あるものにお金を使うという習慣を持っています。
例えば、私のお客様で、無茶な買い方をして自己破産した人がいます。その人は、無理な契約を次から次へと行って、気が付いたら無一文になっていました。
パソコン教室のコース契約を1000万円以上多重債務してしまったのです。
お金に対して無計画な人は、貧乏になる傾向があります。ただの貧乏ではありません。ド貧乏です。
しかし、逆にお金持ちは、感覚的に無駄なお金を使わない習慣が幼少期より備わっています。
そして、お金の知識、つまりリテラシーがものすごく高く、これは生まれ持っての才能かもしれませんが、とにかく賢いのです。
余り流行には流されず、自分が本質的に良いもの、必要なものだと感じたものだけ購入するという
丘の背中を見て育ったことも理由の一つなのかもしれませんね。
私の両親の話ですが、私の両親は貧乏の生まれでした。お金で苦労しています。お金に対してネガティブな感情を持っています。
お金に対してネガティブな感情を持っていると、稼いだお金を無駄使いする傾向があります。お金に対してポジティブな感情を持っている人は、無駄な使い方をしません。
ポジティブな感情を持っていると、お金を大切にするのです。
だって、お金に対して前向きなら、とても大切にしますよね。過去の貧乏だった私にとっては、お金はネガティブの象徴でしたから、すぐに使ってしまっておりました。
ちなみに、私の両親はなぜかお金の無駄使いをします。車は2,3年ごとに買い替えを行っていました。もう10台以上買い替えを行っています。
最近また二人して新車を購入しました。ですが、私の義理の父親と母親や無駄な買い物をしません。
はっきり言って、必要なもの以外にはお金を使わないのです。
車は10年以上乗り続けています。だから定年退職後も待ったくお金に苦労していません。二人とも公務員と一部上場企業に勤めていたので、お金に苦労していないはずなのに、お金を使わない習慣が身についています。
私の両親とは真逆です。
私はそんな両親を見て育ったのですが、本当に若い時は助けてもらったし、その分今恩返ししています。
お金のない両親の事を支えています。
もし、このブログを読んでいる方がいたならば、今の自分のお金使いが荒いと感じているようならば、一度自分が幼少期の親の習慣を思い出してみてください。
そして、今の自分と親のお金の使い方が似ていたら、見直しましょう。
今ならまだ間に合います。
そんな私の幼少期の貧乏生活について
私が物心ついたころは、静岡県の御殿場市に住んでいました。 父親は北海道の炭鉱に勤めていたのですが、炭鉱が閉鎖されてしまい、グループ会社だった三菱金属(現三菱マテリアル)の会社の命令で転勤をつづけ、たどり着いたのが静岡県の御殿場市でした。今でも御殿場に住んでいるのですが、父親も母親も高校を卒業しておらず、二人でゼロから生活必需品を買いそろえ、結婚生活をスタートさせたのです。
母親は、見栄っ張り、父もカッコつけるのが好きで、稼いだお金を貯金するのですが、なんだかんだで消えていくような生活スタイルです。
そのスタイルは社会人になった私にもしっかりと染みついていました。
話はもどり、私の幼少期住んでいたのは、市営住宅でした。今考えると驚きの家賃なのですが、1か月5000円で住めるんですよね。これはびっくりでした。
しかし、この市営住宅に住むためには、抽選に合格しなければならない事と、家庭内収入が基準よりも低くないと入れないというルールがありました。
両親は、もちろんその基準に満たされていたので、抽選だけがこの市営住宅に住むためのハードルではありました。しかし、その狭き門でもあった抽選を潜り抜け
住むことができました。その分、両親のお金の使い方は半場ではなく、あっという間に貯金が底を尽きるという生活でした。
外食もよくいきました。途中母が看護婦の免許を生かし、看護師になったときから、家庭内収入が基準を超えてしまい、私たちはこの団地から出ていくことになりました。
お金がある人は、こういう無駄な買い物は一切しないのですから、お金がお金を呼び、お金がどんどん溜まっていくのですが、お金がない人ほど、お金をどんどん使い果たしてしまう事で、一生その貧乏生活から抜け出すことは出来ないのです。
つまり、収入が劇的に増えない限り、お金を使う習慣のおかげで、いつまでたっても貧乏のままなのです。
貧乏生活とは、将来を考えない行き当たりばったりの生活を指す
あなたが今現在、お金で苦労しているのであれば、まずは、お金の習慣を見直すことです。
お金を使う習慣を直さない限り、どれだけ稼いでも稼いでも一生苦しむ結果となります。それよりも、収入を増やすことを考えるよりも、お金を使う習慣をどう克服するか考えることが重要なのです。
計画性がない人ほど、将来の自分を想像できないのです。
私の周りには、将来の生活を不安視して、一生懸命個人で稼ぐ努力をしています。子供のころに、お金の苦労をしてきた人ほど、あまり努力をしようとしない。
そして本質を分かっていないから、全く真逆の行動をとってしまう。すべては子供の頃に備わった、人格でありすぐには直せないという事を忘れないでください。
まとめ
私の幼少期は、正直お金に苦労したことはほとんどありませんでした。親が気前よくお金を出してくれたからという理由もありますが、お金の価値観が本当にわからず、将来の夢や計画も考えず、ただ欲求を満たすだけのための消費活動。本当に無駄なんだなと感じた次第です。
もしあなたに子供がいたとしたら、ぜひ子供には、無駄なお金の使い方をさせるのではなく、将来お金がお金を生むような、定期預金や株などのさわりだけでも教えてあげるととても良いと思います。
三つ子の魂百までといいますが、子供のころからお金の使い方を教えてあげるのもあなたたち親の仕事であり、子供がお金に困らないための最低限の責任だという事を絶対に忘れてはなりません。
当時、貧乏だと思っていた友達が実は超お金持ちといったこともざらにある話ですから、子供のころにすべての常識を覚えるというのは難しいでしょう。
失敗して学ぶことがあるわkですから、もし子供が何かを間違えそうになったら、間違える前に教育をするのではなく、少し失敗してから、なぜこうだったという理由も付け加えてあげると、子供も喜びます。もちろんたまに緩めてあげるのも親の責任ですので、絶対に忘れないようにしてくださいね。
最後に、私は子供のころに、貧乏だといじめられました。しかし、そういったいじめに対して、断固戦うのが自分たち講師の仕事、しかし、なぜ自分たちは貧乏なのかという事を教えてあげるのは親の役目だという事を絶対に忘れないようにしてくださいね。
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